Docker Desktopのガイドを触る (4:Publish your image)

 本記事は、Windows11にインストールしたコンテナ型仮想化環境プラットフォーム「Docker Desktop」のガイド『Run Docker Hub images 』を確認したメモです。
 Docker Desktopのインストールはこちらの記事、その他の各ガイドの記事は以下となります。
 ・What is a Container?
 ・How do I run a container?
 ・Run Docker Hub images

 Docker社が提供するDockerイメージを共有するためのクラウドサービス「Docker Hub」が存在し、様々なベンダーや個人がコンテナイメージを提供していることは前回の記事で述べました。

 今回のガイドでは、Docker Hubへのコンテナイメージのアップロードを行っていきます。


◆ ガイド4:Publish your image (2023年7月時点)

1.
Docker Desktopの左メニュー「Lerning Center」を選択し、「Publish your image」をクリックします。
右側に説明文が表示されます。本ガイドを進めるには少なくとも1つのコンテナイメージが必要で、ない場合は「welcome-to-docker」イメージを検索して「Pull」ボタンをクリックします、とのことです。

2.
画面上部の検索バーをクリックし、検索ウィンドウで「welcome-to-docker」と入力します。「Images」タブにて「welcome-to-docker」公式イメージの「Pull」ボタンをクリックします。

3.
画面右側ガイドの「Next」ボタンをクリックし、次のステップを見てみましょう。

4.
画面右上の「Sign in」を押してDocker Hubにサインインするか、新規アカウントを作成しましょう、といった内容が表示されますので、右上の「Sign in」をクリックします。

5.
Webブラウザが立ち上がり、Dockerのログイン画面が開きます。ここでは新規にアカウントを作成するため、画面右上の「Sign Up」をクリックします。

6.
「Username」「Email」「Password」を入力し、サービス規約・プライバシーポリシー等の同意、私はロボットではありませんのチェックを入れて「Sign Up」ボタンをクリックします。
ここではプロダクトのアップデート等のアナウンスにもチェックを入れていますが、おそらく必須ではありません。また、Usernameに大文字を含めていましたが、この後は小文字になるよう(恐らく大文字・小文字を区別しない?)です。

7.
項番6で設定したUsernameまたはEmailを入力し、「Continue」ボタンをクリックします。

8.
Emailアドレスが正しいことを確認の上、項番6で設定したPasswordを入力して「Continue」ボタンをクリックします。

9.
サインインに成功するとDocker Desktopを開こうとするので、「開く」ボタンをクリックします。

10.
画面右上の「Sign in」がUsernameに変わっていることを確認し、「Next」ボタンをクリックし、次のステップを見てみましょう。

11.
Docker Hubでのイメージ公開前に、自分のイメージであることを示すためにDockerイメージをリネーム(自身の名前を含む別名を付ける)しましょう、といった内容が表示されます。

12.
リネームのための ”docker tag” コマンドを「Copy」ボタンをクリックしてコピーします。

13.
コピーしたコマンドは以下の通りとなります。
 docker tag docker/welcome-to-docker YOUR-USERNAME/welcome-to-docker
 (docker tag [別名を付与したいDockerイメージ名 or ID] [付与したい別名])

こちらについて ”YOUR-USERNAME” の部分を項番6で設定した自身のUsernameに変更します。
 docker tag docker/welcome-to-docker kageroulab/welcome-to-docker
変更したコマンドをコマンドプロンプトで実行します。

14.
実行結果は以下のようになり、コマンドプロンプト上では特に何も返されません。

15.
「Next」ボタンをクリックし、次のステップを見てみましょう。

16.
イメージを選択して「Push to Hub」を選択しましょう、といった内容が表示されます。

17.
「Images」メニューを選択し、先程「kageroulab/welcome-to-docker」とタグをつけたイメージの「…」から「Push to Hub」をクリックします。

18.
Docker Hubにアップロードされているようですのでしばらく待ちます。

19.
画面右側のガイドの続きにて、Docker Hubに移動してリポジトリを見てみましょう、といった内容が表示されています。「Docker Hub」リンクをクリックします。

20.
Webブラウザが立ち上がり、Docker Hubのサイトが表示されます。先程作成したDockerのアカウントでサインインできますので、「Sign in」リンクをクリックします。

21.
コンテナイメージがアップされていることがわかります。右側に「Public」とあるのでこのイメージは公開されています。

22.
Hubにアップロードしたイメージは、「Images」メニューからのHubタブからも確認ができます。

23.
画面右側ガイドの「Next」ボタンをクリックし、次のステップを見てみましょう。

24.
プログラム言語固有のガイドリンクが表示されますので、全体的なDocker Desktopのガイドとしてはこれで全てとなります。お疲れさまでした。


◆ 参考文献

docker tagコマンドの使い方(実例で解説) | めもたんす (memotansu.jp)

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