AWS Lightsailのインスタンス手動バックアップ

 本記事は、AWS Lightsail管理コンソール上からLightsailインスタンスのバックアップを手動で取得する手順のメモとなります。

 Lightsailインスタンスは作成時に指定した時刻にて自動でバックアップが取得され、7日間保存されます。不測の事態に対するバックアップとしてはこの自動バックアップでも十分かもしれませんが、インスタンス上のアプリケーションの設定を変更する場合など、作業前に手動でバックアップしたい場合はこちらの手順を参考にしていただければと思います(私も本ブログのベースとなっているWordPressのバージョンアップを行う際に、本手順でバックアップを取得しています)。

 なおバックアップからのリストアに関し、既存インスタンスをバックアップで上書きするようなことはできず、新規インスタンスを作成する、別リージョンにコピーする、Amazon EC2(IaaSの仮想マシンサービス)にエクスポートする、の中からリストア方法を選択することとなります。このリストア手順については記事にしておりませんのでご了承ください。


◆ Lightsailインスタンス手動バックアップ手順 (2023年8月時点)

1.
AWS Lightsail管理コンソールにアクセスし、対象のインスタンス名をクリックします。

2.
「スナップショット」タブを選択し、手動スナップショットの下にある「+ スナップショットの作成」をクリックします。

3.
スナップショット名はデフォルトで「インスタンス名+ランダム数字」となっているかと思います。任意のスナップショット名に編集して、「作成」をクリックします。

4.
『スナップショット作成中』となるのでしばらく待ちます。

5.
スナップショットが作成されると、スナップショット取得時刻が表示されます。スナップショットに対して可能なアクションを「…」をクリックして確認してみます。

6.
スナップショットに対するアクションとしては本記事冒頭で記載したように「新規インスタンスの作成」「別リージョンへのコピー」「Amazon EC2(IaaSの仮想マシンサービス)にエクスポート」が選択できます。またスナップショットが不要になった際は削除もこちらで行えます。

恐らくリストア時は ①バックアップから新規にインスタンスを作成、 ② Lightsail用CDNのオリジナル元を①で作成した新規インスタンスに変更(※)、 ③ 動作確認後、古いインスタンスを削除 といった流れになるかと思います)。

※) Lightsail用CDNを利用している場合。利用していない場合に②は 静的IPアドレスの付け替えとDNSの書き換えになるかと思います。

以上が手動バックアップの手順となります、お疲れさまでした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です